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高松 悠希

Takamatsu Yuki

2022年入社

所属:ライツ事業部

業務:海外実写ライセンス営業

前職:エンタメ企業

取材日:2024/05

What?

#01

どうして講談社を選びましたか?

日本の作品を海外に展開していく仕事がしたいと前々から考えていました。前職時代に複数の版元とお仕事する機会があり、中でも講談社のライツ事業は何事にも積極的で、良い印象を持っていました。

#02

講談社はどんな会社だと思いますか?

可能性の塊だと思います。長い年月の中で蓄積されてきた無限に近いリソースがあり、それを生かすための裁量と自由が社員ひとりひとりに与えられています。

Now.

#03

今、どんな仕事をしていますか?

日本原作×海外実写の可能性を拡げています

講談社の原作を世界中で実写作品にしてもらうことが私たちの仕事です。内容は大きく分けて、1)原作のピッチ、2)契約交渉、3)クリエイティブ監修の3パートから成ります。それぞれにチャレンジがありますが、個人的に最も大きなやりがいを感じているのは、世界中の優れたフィルムメイカーに対して講談社が持つ作品の魅力を知ってもらい、具体的なオファーにこぎ着けるまでの過程です。単に売れている作品を大企業に売り込むだけではなく、各フィルムメイカーと対話し、それぞれに合った原作を紹介し、企画の実現に向けて共に歩を進めていく過程は、ルーティーンではない仕事の魅力に溢れています。
大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、日本の出版社が海外のフィルムメイカーから単なるライセンサーと見做されるか、長期にわたり真のパートナー関係を築いていけるかは、私たちの働きに懸かっていると信じて日々働いています。

現在の仕事に紐づく画像

2022年Asian Contents & Film Marketの様子。3日間終日打ち合わせで最後は声が出なくなりました。

Project

担当プロジェクト

Impressive.

#04

一番印象に残っている仕事は?

『タイガーマスク』 の日伊共同製作

私が講談社で初めて締結した契約のため、非常に印象に残っています。パートナーのBrandon Box、Fabula Picturesとはオンラインと対面の両方で何度も打ち合わせを重ねながら信頼関係を築いてきました。原作の出版からすでに50年以上経ったレジェンド作品ですが、今なおイタリアでは絶大な人気と知名度を誇ります。
未だ製作の途上ではありますが、海外実写ライセンス事業の可能性の大きさと深さを教えてくれたという意味で、私にとってすでに特別なプロジェクトになっています。まだ実現までには多くのステップが残っていますが、最後まで誠意を尽くしたいと思います。

一番印象に残っている仕事に関する画像

初めてFabula Picturesと出会ったEuropean Film Market(ベルリン)の会場。

Timetable

  • 06:00

    起床。コーヒーを淹れて、家族の朝ご飯を作ります。

  • 08:00

    通勤。電車の中で本を読むことが多いです。

  • 09:00

    LAの制作会社やプロデューサー、弁護士さん等と電話会議。西海岸との時差のため、火~金のこの時間はほぼ会議で埋まります。

  • 11:00

    メールの返信。夜中に来たメールにまとめて返事をします。

  • 12:00

    昼食。近所のおにぎり屋さんでさっと済ませて、気分転換に散歩します。

    講談社の周りは歩いていて気持ちのいいスポットが多いです。

  • 13:00

    社内会議。契約の内容について知財部と討議したり、作家さん向けの説明資料を作ったりします。

  • 16:00

    契約書のレビューとコメント入れ。海外の映像ライセンス契約は内容が細かく数十ページにわたることが多いため、結構集中力が要ります。

    平均的なハリウッド契約書の厚みはペン1本分くらいです。

  • 21:00

    退社。

  • 22:00

    夜ご飯を食べ、シャワーを浴びたあと、お風呂掃除をします。奥さんから子供たちの1日の様子を聞きながら一緒に海外ドラマやアニメを観ます。

  • 24:30

    就寝。